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Schooを活用した奄美大島5市町村での合同新人研修を実施!コンセプトは「5市町村全員同期」

2023年4月20日(木)・21日(金)の2日間に渡り、奄美大島でオンライン学習サービス「Schoo」を活用した合同新人研修を開催しました!

昨年に続き2回目の開催となった今回は、島内5市町村から官民の垣根を超えて約40人の若手職員の方が集結。多くのメディアにも注目いただいたこの取り組みについてご紹介します。

5市町村合同新人研修とは?

奄美大島の若手社員/職員が、必要なスキルや心構えを合同で学び意見を交換することで、所属を超えた「島内同期」として繋がるとともに、職場で即戦力として活躍できるようになることを目指して実施している研修です。

奄美大島5市町村の役所と企業の若手社員/職員が奄美市・瀬戸内町会場の2拠点に集まり、2日間に渡ってSchooを活用した座学のほか、今回初の取り組みとして島内の社会人の先輩による体験を交えた講演や、島内で宿泊施設「伝泊」を運営する建築家の山下さんによる基調講演、昨年好評だった奄美大島の未来について考えるワークショップなどを実施しました。

◉なぜ、スクーがやるのか?

昨今の急速な社会のデジタル化に伴い、社会人に求められるスキルは年々変化しています。それに対し、奄美大島における自治体や企業の新人研修は、昔からの研修を踏襲したものや、職種に応じた実務的なものが多く、汎用的なビジネススキルやデジタルリテラシーが求められる今の時代に適した内容が実施できていないという課題がありました。

離島であるが故に、講師を島外から迎えたり他地域の研修などに参加することが難しい環境下でも、Schooを使ったオンライン学習により、時間や場所の制約なく、質の高い研修を実施することが可能になります。

また、奄美大島には観光事業をはじめ、島全体の事業や自治体、民間企業の合同事業が多く存在します。新人時代から同じ世代の仲間と学び合うことで、他者の意見や気づきを併せてより深い学びを得るとともに、これまで以上に5つの市町村の垣根を越えた繋がりを強化し、未来の島の発展に繋がる取り組みの創出を目指してほしいという思いも込めています。

研修参加者のコメント

研修に参加した新人社員/職員の皆さんの感想コメントを一部ご紹介します。

新人職員(1年目)・Tさん
報連相について学べたことがよかったです。アルバイトの経験はあったので、今までも意識して報連相しているつもりだったのですが、4月から社会人として働く中で、忙しい上司に頻繁に進捗報告することは迷惑なのではないか?など悩むこともありました。先生から「その情報が必要かどうか判断するのは相手の方だ」と教わったことで、自己解決せず積極的に報連相して良いのだと安心できました。先輩職員の方の失敗談もお聞きして、今後気をつけるべきことの参考になりました。

またワークショップでは、自分が奄美大島のために何ができるのか、改めて考えるきっかけになりました。特に自然遺産の話について、自然を守っていくことはもちろん重要ですが、観光地化が進んでも島の元々の文化を守っていくことはできるのだろうか、と考えさせられました。

新入社員(1年目)・Mさん
普段社外の人と関わることが少ないため、合同研修では他の参加者の方とうまく話せるか不安でした。研修1日目に雑談の大切さを学んだので、2日目は積極的にメンバーに話しかけてみたところ、より深い内容までディスカッションできた気がします。ワークショップでは私が持ってなかった行政からの視点なども聞くことができ、新しい視点を生み出すことができました。

また、奄美について改めて考える機会にもなりました。普段地域行事などに参加している時は、ただ「楽しい」ということしか考えたことがありませんでした。基調講演の中で「人が資源になる」という言葉を聞き、祖父や祖母の実家の風景がそのまま観光資源になるという発想は今までなかったので、驚きました。自分の祖父や祖母との関わりもこれまで以上に大切にしながら、自分にできることを考えられたらと思います。

新人職員(2年目)・Mさん
一番印象的だったのは、山下さんの基調講演です。「誰一人、何一つ取り残さない社会」を目指した街づくりに取り組んでおられる視座の高さと行動力に感動しました。ディスカッションでは、地元や仕事が違うメンバーと話ができたことで、自分とは違う視点からの意見をもらえました。

奄美では、街の高齢化に伴い高齢者のための取り組みが目立つ一方で、子供たちが自由に遊べる公園が減ってきている印象があります。島の未来のためにはやはり人口を増やさないといけないので、地元にUターンしてきやすい環境を作るなど、子育てがしやすい島にしていかなければならないと、ワークショップを通じて改めて思いました。

また、昨年の合同研修の参加者で、今回先輩職員として登壇してくださった方にもお話をうかがいました。

△先輩社員/職員としてお話ししてくださった3名

職員2年目 Oさん【先輩社会人として登壇】
去年の研修で学んだ基本的なコミュニケーションスキルやOAスキルは、実務でもとても役に立ちました。何より、新入社員の時は初めてのことばかりで不安だったので、この研修で実務のイメージを少なからず持った状態で業務に携わることができたので、とても助かりました。

時代とともに、業務や体制、環境は変わっていくものなので、ずっと同じことだけを学んでいてはいけないのだと改めて思います。私自身もその都度学び直していこうと思いますし、新人の皆さんも、先輩たちの失敗談を安心と勇気に変えて、失敗を恐れずにいろいろなことに取り組んでほしいと思います。

△最後は参加者の皆さんで、Schooポーズで集合写真!

開催レポートは以上です。
当日ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
まだまだ始まったばかりの皆さんの社会人生活が実りのあるものになることを、スクーメンバー一同祈っています。


■株式会社Schoo

MISSION:世の中から卒業をなくす
VISION:インターネット学習で人類を変革する


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