若手社員のコミュニケーションスキル向上やビジネスマナーの習得にSchooが活躍【Schoo受講生の学びストーリー】
「人生100年時代」を迎える中で、スキルアップや新しいことへの挑戦を通して人生を豊かにするための、大人の「学び直し」が重要になってきています。また個人にとってだけでなく、企業が持続的に成長していくためにも学びの重要性は増しており、多くの企業が様々な形で従業員の自律的な学習を支援しています。
今回紹介する奄美大島のシステム開発会社、アイ.タイムズ様は、BtoBビジネスで使われる業務システムや、省庁から依頼されたシステムなどの開発を請け負っています。「人と向き合い育て、信じる」を基本理念として掲げる同社では、Schooのオンライン講座を人材育成にフル活用しているといいます。
同社で新人教育を担当する宮内さん、そして実際にSchooを活用した新人研修に参加した西さんにお話を聞きました。
主な活用場面は新人研修。コミュニケーションやマナーなど、プログラミング以外の基本スキルをSchooで獲得
——まずは、Schooを導入したきっかけと活用状況について教えてください。
宮内さん:2017年の奄美市とSchooの提携(*1)によって、市民全員に無料でアカウントが付与されたことがきっかけです。現在は全てのメンバーにアカウントを発行しており、それぞれ自己学習に使っています。特に新人社員については、弊社独自の研修と併せてSchooの動画をフル活用しています。受講して欲しいものを選んでカリキュラムにまとめ、入社3ヶ月の研修期間内に学んでもらっています。
——特に新人の育成において、どのような場面でSchooを活用いただいていますか?
宮内さん:ビジネスマナー、コミュニケーション、報連相、ロジカルシンキングなど、プログラミング技術以外の学びのために、Schooを積極的に利用しています。
一番よく利用しているのが、ロジカルシンキングについての動画です。プログラミングをするにも知識だけでなく「頭の使い方」が重要なのですが、Schooだと専門の先生が論理的な手法を言語化して分かりやすく教えてくださるので、すごく有り難いです。
また、弊社のエンジニアはお客様と直接接する機会も多いので、社会人としてのマナーやコミュニケーション能力を身につけることもとても大切です。お客様の要望を的確に掴んでプログラムに落とし込むためには、理解力や聴解力、誰にでも分かりやすい言葉で説明する表現力などが欠かせません。プログラミングのスキルは実務の中で自然と身についていくものですが、マナーやコミュニケーションについては自主的に学ぶ姿勢が必要です。そうした部分は今後もSchooの動画を活用して指導していきたいです。
——新人研修にSchooを活用したことで、社内に何か変化はありましたか?
宮内さん:今は大半のメンバーがテレワークなので、特に新人メンバーにとってはSchooで学べることが心強いのではないでしょうか。
特にコミュニケーションや頭の使い方といったところは、本人も自分が何を理解できていないのかが分からないことが多いと思います。いつでも先輩に質問していいと言われても、何をどう聞けば良いか分からない。一方で教える側からすると、普段当たり前にしていることなので、改めて新人に教えろと言われると難しくて。そんな時に自分でSchooの授業を使って体系的に学ぶことができたら、役に立つのではないかと思います。
以前は社外で開催される研修やセミナーを利用することもあったのですが、島内でそうした催しが開催されること自体がそもそも少なく、十分な機会を提供できていないと感じていました。これだけ豊富な授業をオンラインで受講できるのは、とてもありがたいです。
私自身も教える側の立場として学びたい部分がたくさんありますので、Schooの講師の方々がどのような教え方でどのように授業をつくっているのか、受講者の興味を引くためにどんな工夫をしているのかというところに興味を持ちながら、動画を見ています。
Schoo主催の合同新人研修にも参加。社外の同期とのディスカッションが成長の刺激に
——西さんは、新人研修期間にSchooを受講されたとのことですが、特にどんな授業が仕事に役立ちましたか?
西さん:先ほどの話にもあったロジカルシンキングの授業は、資料などもわかりやすくまとまっていて、印象に残っています。宮内さんも言っていたように、今まで自分が何が分かっていないのかが分からず、質問しようにもできないもどかしさがあったので…。
また、ビジネスマナーについての授業も役に立っています。私はアルバイトなどの経験も少なく、アイ.タイムズに入社してから社会人としての振る舞い方を覚えなければいけないと思っていたので、Schooで体系的に基礎を学ぶことができてよかったです。名刺の渡し方一つにしても、知らないことばかりだったので、非常に勉強になりました。
Schooで学んだことを全て一度で理解するのはなかなか難しいのですが、一度知識として頭に入れておくと、後にふと気づいた時に思い出して実践できたりするので、日々の色々な場面で学んだことが活きていると思います。
——西さんは今年の4月にSchooが主催した合同新人研修(*2)にも参加されましたね。社外の同期の方達とのオフラインでのグループワークもありましたが、参加してみていかがでしたか?
西さん:2022年の合同研修に参加しました。Schooの授業をみんなで視聴して、ビジネス知識をインプットした直後に学んだことをその場で実践する時間があったり、オフライン会場に集まって他の企業の新人社員とグループディスカッションをしたりと、非常に面白かったです。奄美島内には外部の方とコミュニケーションをとることができる研修が少ないので、貴重な機会をいただけたと思います。社外の同期メンバーと話ができて、刺激を受けました。
次のステップは社員全体への利活用促進。メンバーを巻き込んで、社内の人材育成制度をより良いものにしたい
——お二人は、業務以外でもSchooを利用する場面はありますか?
宮内さん:自宅でリラックスしながら気になったものを見てみることはあります。最近だと、リアルタイムかつ即興でプログラムを作っていく「ライブコーディング」の授業が印象的でした。この業界にいてもなかなかあそこまでのスピード感で物をつくる機会はないので、見応えがありました。他には今話題のChatGPTの授業や、「人間力を学べる映画」も面白かったです。
西さん:私はプライベートで利用するときは、ラジオのように「ながら聴き」していることが多いです。最近だと、「やる気が出ないを克服するセルフコントロール」が気になって受講したのですが、実際のやる気の出るタイプ・傾向など知れて、自分はどういう時にやる気を感じたりするのかなど、自分だけでは分析が難しい所を再確認できてとても良かったです。他にもやる気をエネルギーとして考えたりと、自分にはない考え方を知れるのも面白かったです。
——では最後に、今後さらに学んでいきたいことや、業務での目標があれば教えてください。
西さん:私はコミュニケーションに少し苦手意識があるので、Schooで克服していきたいです。お客様とのコミュニケーションはもちろんですが、社内コミュニケーションも活発にしていきたいと考えています。開発チームが違うと会話をする機会も少ないので、もっと積極的にかかわって、社内を盛り上げていけたらと思っています。
宮内さん:まずは、新人だけでなく社内全体のSchoo利活用促進に力を入れていきたいです。Schooを使った集合学習も実施してみたいですし、新人研修に興味をもってくれるメンバーをもっと巻き込んで、みんなでアイデアを出し合って社内の人材育成をより成熟させていきたいです。
「『大きな企業』に負けない技術・品質」を達成すべく、人材育成に力を入れているアイ.タイムズ様。お客様に良質なプロダクトを届けるために学ぶべきは、プログラミングの専門技術だけではないそうです。
一方でそうしたソフトスキルこそ、いざ新人に教えようとすると難しいことも。そんな時にSchooの授業がお役に立てば幸いです。
■株式会社Schooについて
MISSION:世の中から卒業をなくす
VISION:インターネット学習で人類を変革する