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「学び続ける組織」であるために。企業内大学「Schooユニバーシティ」が開講!

テクノロジーの進化やそれに伴うビジネスモデルの変化により、ビジネスパーソンが身につけるべきスキルは多様化・高度化しています。また人生100年時代を迎える中での終身雇用の崩壊により、社会人1人ひとりのキャリア自律と、それに必要な学び直しを企業が支援する必要が高まっています。

「世の中から卒業をなくす」をミッションに掲げるスクーでは、以前より社員同士による学び合いが行われてきました。今後さらに「学び続ける組織」を体現し、さらなる学びの文化の醸成のため、2022年より「Schooユニバーシティ」を開講しました!

今回はその概要をご紹介します。

「Schooユニバーシティ」とは?

Schooユニバーシティはその名の通り、社内に設けられたキャンパスです。メンバー1人ひとりが自己基盤、社会課題解決視点、キャリアオーナーシップを持った自律的な「輝く個」であること、そしてすべての社員が常に新しい学びによって行動の変化を起こし、成果につなげていくことをサポートします。また、学習を起点とした社員の「つながり」を強化し、学び続ける文化・風土をつくっていきます。

スクーではこれまでも、有志メンバーがSchooの授業の中からおすすめのものを選び、希望者と一緒に受講する「集合学習」が行われてきました。メンバーの意見から生まれて続いてきたこの習慣は、Schooユニバーシティの礎になっています。

Schooユニバーシティは2022年、「5つの学部+基礎課程」からスタートしました。現在開講しているのは「ビジネス基礎課程」「みんなで学部」「マネジメント学部」の3つです。(2022年12月末時点)

●ビジネス基礎課程
新卒1〜3年目の若手社員を対象とし、社会人として、またスクーの未来を担う一人としてこれから大きく成長するための土台となるポータブルスキルをみんなで学んでいきます。この社内大学で縦横のつながりも作りながら、「学び続ける組織」を自分たちで実現させていきます。また、若手メンバー向けには内定者に向けた内定者研修なども同様のスキームで行われています。

●マネジメント学部
リーダー・マネジメント層を対象とし、動画学習・集合学習・ワークショップ・コーチングを効果的に組み合わせた新しい持続可能な学習スタイルで、3ヶ月ごとにテーマを変えながら学び続けます。

「みんなで学部」について

「みんなで学部」はすべての社員(と希望する従業員)を受講対象とする、Schooユニバーシティの根幹です。

開講目的は、以下の3つです。

「学び合い」を起点として、
①メンバー間の「つながり」を強化すること  
②それぞれの業務で成果を出すための「実践知」を習得すること
③学び続ける文化・風土を醸成すること

「みんなで学部」は①月1回の集合学習、②集合学習に紐づくワークショップ、③日常学習&Salckでのコミュニケーションの3つの要素で構成されています。3ヶ月を1クールとし、参加するゼミを毎クールリセットしながら継続していきます。

■学びの「3つの壁」を乗り越える、設計の工夫

学びには「3つの壁」があるとスクーは考えます。Schooユニバーシティには、その壁を乗り越えるための工夫がされています。

①学びたいテーマによって、参加するゼミを自由に選択
「みんなで学部」にはフィロソフィーに準えた「みんなで学習ゼミ」「みんなで変化ゼミ」「みんなで尊重ゼミ」の3つがあり、それぞれが参加したいゼミを1つ選択します。自らの興味に基づいて参加するゼミを選ぶことで、高いモチベーションで学ぶことができます。

②学びの時間を固定し、ゼミメンバーと同じペースで学ぶ「コホート型学習」
集合学習やワークショップの日程はあらかじめ固定され、全員のカレンダーに登録されています。それぞれが決められたペースでの学びにコミットすることで、インタラクティブな学び合いの機会が守られます。

これは、スクーが創業時からずっと大切にしてきた「学び合い生放送コミュニティ」の要素を取り入れた工夫です。

③ワークショップとSlackチャンネルで、学びを実践・活用するサポートSchooユニバーシティでは、各ゼミで集合学習を行った2週間後にワークショップを行い、ゼミを通して身につけたいこと・集合学習で学んだこと・業務で活かしたいことなどをメンバーと共有します。

また、3つのゼミそれぞれにSlackチャンネルを立ち上げ、日常の学びや業務で実践したことは、#学んでみた・#やってみた!・#困った! などのハッシュタグをつけて投稿します。

9月に始まった第1クールでは、各ゼミ内の学び合いとコミュニケーションを活性化させるため、Slackチャンネルへの投稿数を競う「ゼミランチ代争奪キャンペーン」も開催しました。(今回は僅差で「学習ゼミ」が優勝しました!)

▼実際のSlackコミュニティへの投稿(一部)

第1クール(9月〜12月)の振り返り

第1クールを終えた、それぞれのゼミメンバーの感想を紹介します。

■学習ゼミ:加藤さん(デザインユニット・デザイナー)
第1クールを終えてみて、普段業務で関われない方との接点ができることがみんなで学部のメリットだと感じました。「学び続ける組織」の体現を会社として目指していくところがすごくスクーらしいと感じているので、第2クール以降も「学び、学ぶ人を助ける」の精神で取り組んでいきたいです!

■変化ゼミ:田中さん(カスタマーサクセス第1ユニット・ハイサクセス)
Slackコミュニティに、学んでみる・学んでみた・やってみる・やってみたの4つを投稿できたのが良かったです。学ぶときは1つ以上行動変容を決めて、行動に移す習慣を作っていました。その習慣を皆さんと共有することが、「みんなで学部」の目的の一つである実践知の獲得にもフィットしたと感じます。

■尊重ゼミ:木村さん(経営推進ユニット・経理)
人に依頼する時のコミュニケーションtipsをゼミで学び、私は業務上頼み事が多いので、すぐに実践しようと思いました。集合学習からのワークショップという流れがあることで、Sスクーメンバーの多様な価値観に触れることもでき、一人で学習するだけでは得られない新鮮な気づきを得ることができました。

運営に携わった事務局メンバーの高田さんにも、手応えと今後の展望についてインタビューしました。

Q. 第1クールを終えて、手応えを教えてください。

Schooユニバーシティという全社を巻き込んでの取り組みに挑戦したことで、「Schooが何を大事にして、どんなチャレンジをしていきたいのか」を全員が認識できたのではないかと思います。

メンバーからは、「ワークショップを通じて普段話したことのない他部署のメンバーと顔を合わせ、人となりを知ることで、普段の業務でもコミュニケーションが取りやすくなった」という嬉しい声も上がりました!Slackで「#やってみる!」「学んでみた!」など個人の学びをアウトプットしてもらう仕組みも、仲間から刺激を受けたり、宣言したからにはやろう!という実践に繋げられるきっかけになっていたのではと思います。

一方、「個々の能力向上」については、今回の取り組みだけでは一筋縄にいかないことがわかりました。みんなで学部のいいところは残しつつ、達成したい目的・ゴールをもう一段明確にした上でプログラムを再設計していきます。

Q. 他にも予定している取り組みはありますか?  

「みんなで学部」再開までの期間は「スピンオフ企画」として、メンバーから提案があった「社員が教え手になる有志の授業/勉強会」を実施予定です。今後も全社一丸となって、目的達成に向けた実験をたくさん仕掛けていきます!

Schooユニバーシティのこれから

開講中の3学部以外にも、代表の森が学部長を務める「イノベーション学部」や滝川CCOの「リベラルアーツ学部」、中西CFOの「ビジネス体幹学部」など、新たな学部が開講予定!

Schooユニバーシティのコンセプトは「永遠のβ版」。より実践的で、成果につながる行動を生み出す学び合いになるように、今後も仕組みや制度をブラッシュアップし続けていきます。

スクーはこれからも「世の中から卒業をなくす」会社として、「学び続ける組織」を体現すべく邁進します。


■株式会社Schoo

MISSION:世の中から卒業をなくす
VISION:インターネット学習で人類を変革する


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