「Schoo for Business」の「一石三鳥」な特徴とは?【Schooだより vol.18 前編】
こんにちは!コミュニケーション戦略室のルーシーです。
Schooだよりvol.18は前編・後編の2本立てで、第11期下期Schoo MVP表彰の結果と、MVP・準MVPに輝いたメンバーをご紹介します。前半となるこの記事では、栄えあるMVPに輝いた加藤さんのインタビューをお届け!
成果を出すために実践してきたことと、セールス兼CSとしてお客様と議論する中で感じたSchooの価値について聞きました。
MVP受賞理由
業績評価とPhilosophy行動の体現による評価があり、後者は3点挙げられました。
MVPインタビュー
来るチャンスの日まで、議論とアウトプットの繰り返し
ーーMVP受賞おめでとうございます!まずは、今の率直な感想を教えてください。
とにかく一番は、ほっとしています。「大手のエクセレントカンパニーにSchooを導入いただきます!」と宣言して入社したので、入社後1年でまず1つ形にできたことで、約束を守れてよかったです。
プレッシャーは常に感じていましたが、期待をかけていただけるのはありがたいことです。一発屋にならないように、これからも頑張ります。(笑)
ーー今回の大型導入に至るまで、どんな準備をされましたか?
まず、Schooというサービスがお客様にとってどういう価値を提供できるのか、法人事業の社会的な意義とか価値が何なのかについて、自分なりに考えると同時に社内でもたくさん議論してきました。それをパワーポイントの資料にして、たくさんのお客様と会話することでブラッシュアップし、更に考えを深めてきました。
まだ全然完成したとは思っていませんが、入社した時よりは随分きちんと話せるようになってきた実感があります。
「Schoo for Business」の価値は、「一石三鳥」であること
ーー今回の超大型導入に至るまで、「学び合いで組織を変えよう」と考えているお客様に届けられる価値は何か考え続けたそうですが、「Schoo for Business」の価値を加藤さんの言葉で説明するなら、どんな表現になりますか?
僕はSchooの一番の価値は、お客様の事業成長とそこで働いてる従業員の幸せを両立させられることだと思っています。
企業人事が行っている人材開発・組織開発・キャリア開発の3種類のうち、人材開発は会社側が求める人材になって欲しいから教育するという、会社都合の学びです。
それに対してキャリア開発は、従業員自身が自分の実現したいキャリアを実現するために勉強する、従業員都合の学びと言えます。
最後の組織開発は、従業員が仕事を楽しめて、その会社や組織にいることを誇りに思えて、活気が生まれるからイノベーションが起きるという状態を作ること。一言で言えば「いい会社になる」ということだと思っています。
Schooは、人材開発もキャリア開発も組織開発も、全てにリーチできるサービスなんです。こんなに一石三鳥なサービスは他にないと思います。
ーーその一石三鳥は、Schooのどのような特徴によって実現していると思いますか?
いい質問ですね!よくお客様から評価いただくコンテンツの豊富さはもちろんですが、一番の鍵は「みんなで価値」、つまり「学び合い」にこだわっていることだと思います。
「集合学習」の機能があることだけでなく、そもそもの授業コンテンツも双方向性があって「みんなで作る授業」という感覚をとても大事にしていますよね。導入後もCSがお客様と並走して、学び合いを起こそう、みんなで学び続ける組織を作ろうということにこだわり続けます。コンテンツ、プロダクト、サービス全てが「みんなで価値」にたどり着くための設計になっている点が、他のサービスとは大きく違うと思います。
ーー会社の成長と従業員の幸せを両立する上で、みんなで「学び合う」ことがどんなふうにプラスになるのですか?
この図を見てください。「学び合い」の定義は、個人の中にある知識がみんなの知恵になることです。
例えば僕1人の頭の中だけに知識やアイディアがある状態だと、それが正しいか自信がないから、お客様に提案するという行動に移すのは難しい。ところが、みんなで議論して「集合知」を構築できれば、「みんなで一緒にお客さんに提案しに行って、感想をいただこうか!」というような「共創体験」が生まれやすくなるんです。
この共創体験が生まれると、従業員の間で心理的安全性や仲間意識がさらに強まり、そうすると「この仲間たちは信頼できるし好きだから、一緒に新しいことを学んでみたいな」という気持ちになって、組織の中で学びが続いていくんです。
スクーではこれを「学び合いサイクル」と呼んでいますが、このサイクルがぐるぐる回ることで、従業員のエンゲージメントが上がったり、挑戦意欲が高まったり、仮に失敗しても次こそ頑張ろう、という前向きさや成長実感に繋がると思うんです。会社側から見ても、従業員が学びによって市場環境の変化にも敏感になることで、イノベーションが現場発で生まれやすくなりますよね。
この「学び合いサイクル」自体も、スクーの社内で散々議論してこのモデルになりました。まさに、仲間たちとの学び合いの結晶です。
「みんなで勝つ」ことを狙ったプロダクト・サービスをお客様と一緒に磨いていきたい
ーーではあえてSchoo法人プランの課題をあげるとしたら、何がありますか?
色々ありますが、 まずは学び続ける組織作りのナレッジとか専門性を型化した上で、「みんなで価値」にこれまで以上にフォーカスしたプロダクト・コンテンツ・サービスを全員で開発していく必要があるのではないでしょうか。
我々の理想を理想のままで終わらせないためには、自分たちが出したい価値は何なのか、それには今何が足りないのか、僕たち一人ひとりがきちんと自分の考えを持つことが大事だと思います。お客様の要望に答えるのではなく、むしろ一歩リードして導くポジションになりたいですね。
まさに「laboratory#105」にも通じるところで、スクーは「研究所」を謳う以上、思考を止めずにずっと考え続けなくていけません。
それと合わせて、Schooを使って学び合う組織を作ろうと取り組んでおられるお客様からも、集合学習機能以外にもこういう機能あったらいいのに、とご意見をいただくことがあると思います。自分たちの頭の中だけで考えるのには限界もあるので、この先はお客様と一緒にプロダクトやサービスを磨いていくことが重要だと思います。お客様の期待から逃げてはいけないなと。
スクーの展望と、スクーを通して実現したい野望
ーー最後に、加藤さんが今後Schooを通して実現したいことを教えてください。
一つ目は、企業教育の常識を変えることです。日本は階層別研修天国なので、50年間ぐらいずっとそれを続けて機能不全を起こしている常識を変えたい。入社時の自己紹介でも話した通り、僕のテーマは「子供が健全に育つ社会」を作ることなので、そのためにも学び続ける大人をもっと増やしていきたいです。
二つ目は、代表の森が言っているように、スクーを後世に名が残るような会社にすることです。一度きりの人生を、世の中を変えることに燃やしたい。その方がワクワクするし僕らしいなと思っています。
ーーその野望が実現するように、頑張ってまいりましょう。ありがとうございました!
チームメンバーからの祝福コメント
ここまで読んでいただきありがとうございました!
後編もぜひご覧ください^^
▼後編はこちら
【取材・執筆】森実咲(ルーシー)
■株式会社Schoo
MISSION:世の中から卒業をなくす
VISION:インターネット学習で人類を変革する