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仕事と暮らしに息づくSchooの学び。奄美の自然と共に歩む、地域活性化への挑戦【Schoo受講生の学びストーリー】

「学び」は新しい視点をもたらし、日常の中に驚きや発見を与えてくれます。知識を深めることは仕事だけではなく、人と人との関係や日々の生活にも新たな広がりをもたらす経験をされた方も多いのではないでしょうか?
 
今回お話を伺ったのは、奄美大島の瀬戸内町役場で移住支援や土地の管理など、町民の皆さんのより良い暮らしを支えるための仕事に取り組む渡邊さんと堀江さんです。瀬戸内町の発展に貢献するお二人は、日々の業務を通じてSchooでの学びをどのように活かし、仕事や生活にどんな影響を与えているのでしょうか。
 

企画課 渡邊さん
入職19年目。黒糖焼酎を愛する奄美生まれ奄美育ち。総務課、商工観光課、水道課を経て現在は企画課に所属。

農業委員会 堀江さん
入職17年目。趣味は奄美島唄。水道課を経て、現在は農業委員会に所属。


ーーまずは現在のお仕事について教えてください。

 
渡邊大丈さん(以下、渡邊):企画課で主な業務として、町の計画調整や移住対策、さらには奄美群島振興開発特別措置法による交付金事業の調整に携わっています。この他にも、「地域未来留学生」という制度を設け、町内唯一の県立高校の活性化を図る取り組みも行っています。県外からの生徒募集を進めている中には、北海道からの生徒もいるんですよ。
 
堀江美彩さん(以下、堀江):私は農業委員会で、土地の貸し借りや譲渡を担当しています。特に荒れた畑を地目変更して原野に戻すという業務を行っています。瀬戸内町は奄美大島の中でも、特にこの課題の多い地域であり、私たちの町でも重要なミッションを担っています。


ーー役所の業務は多岐にわたり、様々なスキルが日々必要になると聞いています。これまで、スキル習得に向けてどんな方法で学習を進められてきましたか?

渡邊:基本的に、参考書を使って自分で勉強することが多いです。例えば、水道課に配属されたとき、企業会計の知識が全くなかったので簿記を勉強しました。参考書を開いた瞬間、正直「これはちょっと難しいな」と思いました(笑)。全くの新しい分野の学びだったので、勉強はかなり大変でしたが、何とか頑張って独学でも理解できるようになりました。必要な時にはセミナーにも参加して、補強しながら進めることが多いです。

堀江:私も基本的には参考書やYouTubeで調べながら学ぶスタイルです。実は私も渡邊さんと同様に水道課にいた頃に会計の知識が必要だと思い簿記を学びました。新しく学ぶことばかりでとても苦労しましたね。ちなみに、役場の採用試験でも数学が苦手だったので、中学校のドリルとYouTubeを使って学び直しました。

ーー2021年から奄美大島全域でSchooの導入がされていますが、お2人はどのように活用されていますか?
 
渡邊:普段は業務の合間や家事をしながら、ラジオ感覚で気軽に流して学んでいますが、Schooを使い始めたのは、コロナ禍で対面の研修やセミナーができなくなった頃でした。
 瀬戸内町役場では現在、研修として必修受講の授業が20〜30個ほどありますが、それ以外にも個人で企業会計の授業を見ました。以前、本で勉強していたときは出てくる言葉が全て新しく、理解するのにとても時間がかかりました。動画で学ぶようになってからは、Schooで全体像を掴んでから本で細かい部分を勉強するという方法の方が、より効率的に学びが得られると感じています。
 
堀江:私は農業委員会に異動になってから、土地の管理や地目変更といった全く新しい分野の業務に取り組むことになり、異動ではなく「転職した」みたいな感覚でした。環境や仕事内容がガラリと変わったことで、異動直後にメンタル面で不調を感じたんです。その時、Schooのメンタルヘルス講座を見て、どうやって心と体を整えるかを学びました。特に、ストレスの多い時期に参考にできたのは大きかったですね。もっと早く対処方法を知っていれば良かったなと思いました。
 

ーーSchooで学んだことで実際の仕事に役立てることができた経験はありますか?
 
渡邊:クリティカルシンキングの授業はとても役に立ちました。以前は役場の仕事でも前例に倣うことが多かったんですけど、この授業を受けてからは、まず「なぜこれをやるのか」「本当にこれが最適な方法なのか」と、一度立ち止まって考えるようになりました。目的を見直すことで、従来のやり方に頼らず、新しいアプローチを考えられるようになったんです。
もちろん、新しいことにチャレンジすることも多くなり、その過程で失敗することもよくあります。でも、その失敗からまた学びが生まれ、以前ならただ前例を踏襲して進めていたところを、今ではより最適な手段を再検討しながら、少しずつ成長していけると感じています。

堀江:Schooを隙間時間に見られるようになって、いろんな考え方を学べるようになりました。以前はどうしても一辺倒な考えに陥りがちでしたが、Schooの授業を通じて「ああ、こういう視点もあるんだ」と気づくことが増えました。特に仕事では、上司やメンバーとの間で意見を調整することが多いので、それぞれの立場を理解しながら、柔軟に対応できるようになったと感じています。

ーー仕事以外の生活や考え方にも何か影響を与えましたか?

渡邊:そうですね、仕事だけではないと思います。以前は、一つの考えに固執してしまうことが多かったんですが、様々なものにアンテナを張るような感覚で、もっと多角的に物事を見ることができるようになりました。仕事でもプライベートでも、まっすぐしか見ていないと、新しいアイデアが浮かんでこないことに気づかされました。
実は家庭でも、この考え方は役立っています。一方的に決めてしまうのではなく、いろいろな角度から考えることで、妻や子どもとの会話でも、以前より多くの意見を取り入れるようになりました。その結果、家族とのコミュニケーションがスムーズになったと感じています。アイデアを柔軟に出せるようになったのも、Schooでの学びがきっかけだと思います。

堀江:日常生活でも同じように、例えば家族との会話で「なんでわかってくれないんだ」と思うことが減って、「ああ、そういう考え方もあるよね」と他者の考えを受け入れられるようになったことで、気持ちが前向きになった気がします。Schooを通して、考え方を変えることで少しずつ心が楽になったことも学びの一つです。

 
ーーお2人はSchooの生放送にもよく参加いただいていますが、生放送の魅力とは何でしょう?

渡辺:やはりリアルタイムで他の受講生のコメントを見られることですね。授業内容に加えて、他の人がどんな意見を持っているのかとか、どう感じているのかも知ることができて面白いです。僕自身は普段はあまりコメントしない方なんですけど、他の人のコメントを見て、「あ、なるほど」と思うことも多くて、それを参考に仕事に役立てたりもしています。


堀江:私も同じで、生放送はその場で他の受講生の意見をリアルタイムで見ることができるのが醍醐味ですよね。録画でもチャットを見ることができますが、授業にみんなで参加している感覚が強いので、やっぱり生放送は特別だと思います。特に、他の人のコメントを参考にして、レポートを書くときに役立てたこともありました。授業だけじゃなくて、他者の視点というコメントからも学べるところが生放送の魅力ですね。


お二人の言葉から感じられるのは、「学び」が単なる知識の吸収にとどまらず、地域や自分自身の未来をより良くするための大きな力になっているということです。Schooで得た多様な気づきが、瀬戸内町の発展を支える確かな原動力となっていることが印象的でした。
学びを通じて新しいアプローチを生み出し、地域の未来に挑むお二人の姿は、奄美大島の可能性をさらに広げていくでしょう。

スクーは、奄美大島の未来を共に創り上げるパートナーとして、これからも応援していきます。


■株式会社Schoo

MISSION:世の中から卒業をなくす
VISION:「あたたかい革命」が起こり続ける社会を残す

私たちが暮らすこの社会は、多くの人々が生んだ発明、努力、願いによってつくられました。ですが、少子高齢化という揺るぎない流れが、今の社会システムに留まることを許さず、たくさんの劇的な変化を私たちに要求しています。「誰かを想い、何かを変えるために頑張ること」。それが私たちの定義する「あたたかい革命」です。学びを通じた新しいつながりを編み、しがらみや壁を取り払って、社会課題を解く様々なイノベーションを生み出すこと。私たちの子供やその先の世代に「未来はきっと良くなる」と信じ続けられる社会を残すことを目指しています。

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